公開日:2026年9月13日
更新日:2026年9月14日
読了目安:約11分
一条工務店を選んだ理由|性能・住みやすさ・価格を比較して決めた
これまでのあらすじ
家づくりを始めたわが家は、土地探しとハウスメーカー選びを並行して進めました。
ハウスメーカーは複数社を見た中から、一条工務店・セキスイハイム・アキュラホームの3社まで候補を絞り、見積や間取り、住宅性能、設備などを具体的に比較。
その比較を通して、わが家は住宅性能と日々の住みやすさを特に重視していることが分かってきました。
前回の記事では、一条工務店・セキスイハイム・アキュラホームの3社を、どんな視点で比較したのかを書きました。
→ 一条工務店・セキスイハイム・アキュラホームを本格比較|見積・間取り・土地提案まで進めた3社
この3社とは複数回打ち合わせを行い、
- 見積
- 間取り
- 土地
- 住宅性能
- 標準仕様
- 設備
などを比較しました。
そして、最終的に選んだのが一条工務店です。
一条工務店を選んだ理由を一言で表すなら、
性能と住みやすさを重視して比較したときに、価格とのバランスが一番自分たちに合っていると感じたから
です。
「一条工務店でなければ高性能な家が建てられない」と考えたわけではありません。
むしろ、
自分たちが求める性能を実現しようとしたとき、一条工務店は標準仕様の段階から希望に近かった
というのが、わが家の評価に近いです。
今回は、複数のハウスメーカーを比較した中で、なぜ最終的に一条工務店を選んだのかをまとめます。
一番重視したのは住宅性能と住みやすさ
ハウスメーカーを比較するとき、わが家が特に重視していたのが住宅性能と住みやすさです。
家を建てるなら、
- 冬に寒すぎない
- 夏に暑すぎない
- 家の中の温度差をできるだけ減らしたい
- 冷暖房を効率よく使いたい
- 一年を通して快適に暮らしたい
と考えていました。
家は長い時間を過ごす場所です。
そのため、見た目だけではなく、
毎日暮らしたときに快適かどうか
をかなり重視していました。
特に断熱や気密などの基本性能は、家具やインテリアのように後から簡単に変更できるものではありません。
そのため、
まず家そのものの基本性能をしっかり確保したい
という考えが、ハウスメーカー選びの土台にありました。
一条工務店でなければ高性能にできないとは考えていなかった
一条工務店は住宅性能を大きな特徴としている会社です。
ただ、わが家は、
一条工務店でなければ高性能な住宅を建てられない
とは考えていませんでした。
他のハウスメーカーでも、
- 断熱
- 窓
- 空調
- 住宅設備
などの仕様を上げれば、高性能な家を目指すことはできると思っています。
実際、本格比較したセキスイハイムやアキュラホームにも、それぞれ違った魅力がありました。
だから比較するときに見ていたのは、
「高性能にできるかどうか」ではなく、「自分たちが求める性能まで近づけたときに、最終的にどのくらいの価格になるのか」
という部分でした。
ここが、一条工務店を選ぶうえで重要になりました。
一条工務店は標準仕様の段階から希望に近かった
一条工務店を比較していて分かりやすかったのが、住宅性能に関わる部分の標準仕様です。
注文住宅では、最初に提示された価格だけを見ると魅力的でも、
「断熱性能を上げたい」
「窓の性能を上げたい」
「快適設備を追加したい」
と希望を加えていくことで、最終的な価格が変わることがあります。
一条工務店の場合、わが家が重視していた住宅性能について、
標準仕様の段階から希望する方向に近い
と感じました。
もちろん、何でも標準で付いているわけではありませんし、一条工務店にもオプションはあります。
それでも、
高い住宅性能を前提として比較したときに、最初から大きく仕様を追加しなくてもいい
という点は魅力でした。
「コスパが良い」は「一番安い」という意味ではない
一条工務店について、
コストパフォーマンスが良い
と感じたことも、選んだ理由のひとつです。
ただし、ここでいうコスパは、
一条工務店が一番安かった
という意味ではありません。
わが家の比較の順番は、
- まず、欲しい住宅性能や住みやすさを考える
- その水準まで各社の条件を近づける
- 必要な仕様や設備まで含めた価格を見る
というものでした。
つまり、
価格を先に見て性能を選んだのではなく、性能を先に考えて、その結果として価格とのバランスを比較した
ということです。
他社でも同程度の性能を目指すことはできます。
ただ、必要な仕様変更や設備まで含めて考えたときに、
一条工務店は自分たちが求める性能と価格のバランスを取りやすい
と感じました。
性能の数字より「実際の暮らし」を重視した
住宅性能を重視していたとはいえ、数値だけが高ければいいとは考えていませんでした。
重要なのは、それが、
実際の暮らしやすさにつながるか
です。
例えば、
- 家の中の寒暖差を減らせる
- 冬でも家の中を移動しやすい
- 冷暖房を効率よく使える
- 光熱費を抑えやすくなる
といったことです。
一条工務店では、
- 断熱・気密
- 全館床暖房
- 太陽光発電
- 蓄電池
などが、単独の設備というより、
家全体の快適性やエネルギーの使い方につながっている
ように感じました。
住宅性能そのものではなく、
性能によってどんな生活になるのか
を考えやすかったことも、わが家には合っていました。
全館床暖房は最初から必須ではなかった
一条工務店の代表的な設備のひとつが全館床暖房です。
ただ、家づくりを始めた段階から、
「床暖房は絶対に欲しい」
と考えていたわけではありませんでした。
一条工務店の話を聞き、実際に体験する中で魅力を感じるようになった設備です。
特に気になったのは、
リビングだけではなく、家の中の温度差を減らしやすいこと
でした。
冬場に、
- リビングは暖かいけれど廊下は寒い
- 脱衣所に行くと寒い
- 部屋ごとに温度差がある
という状態を少なくできるのであれば、日々の生活はかなり快適になります。
豪華さを感じるための設備というより、
毎日暮らすうえでの快適性
という点に魅力を感じました。
太陽光発電と蓄電池も大きな比較ポイントだった
太陽光発電についても、新築するなら検討したいと考えていました。
せっかく新しく家を建てるのであれば、
- 太陽光発電
- 蓄電池
- 家で使う電気
- 将来の電気料金
まで含めて考えたいと思っていたためです。
一条工務店では、太陽光発電や蓄電池を家づくりの中に組み込みやすく、
住宅とエネルギー設備をまとめて考えやすい
ことにも魅力を感じました。
もちろん、
太陽光や蓄電池を付ければ必ず得をする
と単純に考えていたわけではありません。
初期費用や将来の交換なども考える必要があります。
それでも、長く暮らす家として、
できるだけ自宅で電気をつくり、自宅で使う
という方向性は、自分たちの考えに合っていました。
標準仕様が多いと見積を比較しやすかった
住宅会社を比較するときに難しかったのが、
見積金額だけでは、本当に同じ条件なのか分からない
ことです。
ある会社では標準仕様でも、別の会社ではオプションになる設備があります。
そのため、
「A社の方が安い」
と思っても、希望する仕様を追加していくと価格差が変わることがあります。
わが家の場合は、
最終的に自分たちが欲しい家に近づけた状態で比較したい
と考えていました。
一条工務店は住宅性能や設備について標準仕様に含まれるものが比較的多く、
自分たちが希望する状態までの価格をイメージしやすかった
ことも比較しやすさにつながりました。
建てるときだけでなく、長く住んだ後のことも考えた
家づくりでは、どうしても最初に支払う建築費に目が行きます。
ただ、家は建てて終わりではありません。
長く住めば、
- 外壁
- 屋根
- 給湯設備
- 太陽光関連機器
- その他の住宅設備
など、いずれメンテナンスや交換が必要になります。
そのため、
建築時の価格だけではなく、長く住んだときにどうなるのか
も気にしていました。
もちろん、何十年先まで正確に費用を予測することはできません。
それでも、
住宅性能・光熱費・設備・メンテナンスをまとめて考える
という視点は、ハウスメーカー選びの中で大切にしていました。
デザインだけなら住友林業が一番好みだった
一条工務店を選んだ後でも、この部分は変わりません。
住宅展示場を見た中で、
デザインだけなら住友林業が一番好み
でした。
木を使った内装や空間の雰囲気にはかなり魅力を感じました。
ただ、わが家の場合は、
デザインを最優先することよりも、住宅性能や日々の快適性を優先したい
という結論になりました。
そのため、
一番デザインが好きだった会社と、最終的に自分たちに一番合うと感じた会社は別
になりました。
最初に見たハウスメーカーについては、こちらの記事でもまとめています。
→ 最初に候補にしたハウスメーカー6社|展示場から本格比較まで進んだ会社
アキュラホームの自由度にも魅力を感じていた
アキュラホームは、設計の自由度という点で魅力を感じていました。
私は、
- 間取り
- LAN
- コンセント
- スイッチ
- 空配管
- 収納
など、細かな部分も自分で考えたいタイプです。
そのため、
希望を柔軟に反映できること
はかなり重要でした。
一方、一条工務店には一条工務店ならではの設計上のルールや制約があります。
自由度だけを比較すれば、別の会社の方が自分たちの希望に合う部分もありました。
それでも最終的には、
自由度よりも住宅性能と住みやすさを優先する
という判断になりました。
セキスイハイムも最後まで比較した
セキスイハイムにも、
- 鉄骨住宅
- 工場生産
- 品質管理
- 構造
といった独自の魅力がありました。
一条工務店とは住宅のつくり方そのものが違うため、比較することで参考になることも多くありました。
体験型の施設も見学し、住宅の構造や工場生産についても説明を受けています。
そのため、
最初から一条工務店ありきで比較していたわけではありません。
セキスイハイム、アキュラホームとも具体的な見積や間取りまで比較したうえで、一条工務店を選びました。
営業担当者は決め手ではなかった
ハウスメーカー選びでは、
営業担当者との相性が重要
と言われることがあります。
もちろん、長くやり取りする相手なので大切だと思います。
ただ、わが家の場合は、どの会社の担当者にも大きな不満はありませんでした。
そのため、
担当者が良かったから一条工務店にした
ということではありません。
最終的に重視したのは、
- 住宅性能
- 住みやすさ
- 標準仕様
- 設備
- 価格
- 将来の維持
といった、住宅そのものに関する部分でした。
営業担当者は、結果的には決定要因になりませんでした。
性能を重視して比較した結果、価格とのバランスも良かった
一条工務店を選んだ理由を振り返ると、一番最初にあるのは、
高い住宅性能と住みやすさを求めたこと
です。
そして、
他のハウスメーカーでも、同じような性能を目指すことはできる
と考えていました。
そのうえで、
同程度の性能や設備まで条件を近づけたとき、一条工務店は価格とのバランスが自分たちに合っている
と感じました。
つまり、
コスパが良いから性能を選んだのではなく、性能を重視して比較した結果、コスパも良いと感じた
という順番です。
ここが、わが家が一条工務店を選んだ理由の中でも、最も重要な部分です。
一条工務店が誰にでも一番良いとは思っていない
最終的にわが家は一条工務店を選びました。
ただ、
誰にとっても一条工務店が一番良いとは思っていません。
例えば、
- デザインを最優先したい
- 設計自由度を最優先したい
- 鉄骨住宅にしたい
- 設備を一つひとつ自由に選びたい
という人であれば、別の住宅会社の方が合う可能性があります。
一方で、
- 住宅性能を重視したい
- 家の中の快適性を重視したい
- 高性能な仕様を標準の段階から求めたい
- 太陽光発電や蓄電池も検討したい
- 性能と価格のバランスを比較したい
という場合には、一条工務店も比較候補のひとつになると思います。
ハウスメーカー選びで大切なのは、
どの会社が一番優れているかではなく、自分たちが何を一番重視するのか
を整理することだと感じました。
まとめ|性能と住みやすさを求めた結果、一条工務店を選んだ
わが家が一条工務店を選んだ一番の理由は、
住宅性能と住みやすさを重視したかったから
です。
他のハウスメーカーでも高性能な家を目指すことはできます。
そのうえで、
自分たちが求める性能や設備まで条件を近づけて比較したとき、一条工務店は標準仕様の段階から希望に近く、価格とのバランスも良いと感じました。
さらに、
- 全館床暖房
- 太陽光発電
- 蓄電池
- 標準仕様
- 将来のメンテナンス
なども含めて考え、最終的に一条工務店を選びました。
わが家にとっては、
性能重視・住みやすさ重視で比較した結果として、コストパフォーマンスにも納得できた
というのが一番近い表現です。
こうして、土地とハウスメーカーが決まりました。
次はいよいよ、
「どんな家にしたいのか」
を具体的に設計へ落とし込んでいく段階です。