公開日:2026年9月15日
間取りがほぼ決まったら設備選びへ|キッチン・水回り・窓・収納を一気に検討
これまでのあらすじ
土地とハウスメーカーが決まり、初回から第3回まで設計打ち合わせを重ねてきたわが家。
最初に考えていた理想の配置から、敷地、費用、実際の生活動線などを考えながら何度も修正し、第3回の設計打ち合わせで大きな部屋配置はほぼ固まりました。
ここから家づくりは、間取りを考える段階から、キッチンや水回り、窓、収納などの具体的な設備・仕様を決める段階へ進みます。
前回の記事では、第3回設計打ち合わせで間取りがほぼ固まるまでを書きました。
→ 第3回設計打ち合わせ|子ども部屋・書斎・収納を調整して間取りがほぼ確定
間取りがほぼ決まると、次に始まったのが設備・仕様決めです。
これまでは、
「ここにキッチンを置く」
「ここを洗面所にする」
「この部屋を収納にする」
といった配置の話が中心でした。
ここからは、
「では、その場所に何を付けるのか」
を具体的に決めていきます。
キッチン、洗面、トイレ、お風呂、窓、収納、玄関、外観。
間取りとはまた違った意味で、決めることが一気に増えました。
設備や変更点はExcelで一覧管理
打ち合わせで確認したいことや変更したいことは、Excelの管理表にまとめていました。
内容としては、
- 変更したいこと
- 確認したいこと
- 検討中のこと
- 設計担当の方からの回答
- 図面への反映状況
などです。
設備決めに入ると、細かな確認事項がかなり増えます。
例えば、
「キッチンの水栓をどうするか」
だけなら覚えていられます。
でも、
「この収納の棚は何枚?」
「この窓はカーテンにする?」
「ここに下地は必要?」
「タオル掛けが扉に当たらない?」
という話まで増えてくると、頭の中だけでは管理しきれません。
そこで、
まずExcelで全体を管理し、図面や写真が必要なものだけ別資料にして設計担当の方へ伝える
という形にしていました。
この方法は、この後の電気配線や内装の打ち合わせでも続けています。
外観は白をベースに、黒やグレーを組み合わせる方向へ
設備決めは室内だけではありません。
外観についても、
- 外壁
- サッシ
- 屋根まわり
- 軒天
- 破風
- 水切り
- 玄関ドア
などを見ていきました。
わが家では、全体としては白をベースに、黒やグレー系を組み合わせる方向で考えていました。
そのため、サッシや屋根まわりの色なども、家全体を見ながら調整。
一つひとつを見ると小さな違いですが、
外観は単品で選ぶより、全部を組み合わせたときにどう見えるか
の方が重要だと感じました。
キッチンは「見た目」より日常の使い方を優先
キッチンについては、間取りの段階ですでに横並びダイニングへ変更していました。
設備決めでは、そこからさらに、
- 水栓
- レンジフード
- 油はね対策
- カップボード
- キッチンまわりの収納
- 壁の仕上げ
などを見ていきました。
浄水器は付けなかった
キッチンの水栓には、浄水機能を付けませんでした。
理由は、
今使っている水道直結型のウォーターサーバーを、新居でもそのまま使う予定だったからです。
飲み水についてはそちらを使うため、キッチン水栓側に浄水機能は不要と考えました。
さらに新居では、ウォーターサーバーをできるだけすっきり設置できるように、
カップボード側に専用の給水用水栓を設ける
ことも考えました。
水道から直接給水できるタイプなので、タンクを交換する必要がなく、今も便利に使っています。
このあたりは、
「新築で水道直結型ウォーターサーバーをどう設置するか」
だけでもかなり内容があるので、別の記事で詳しくまとめたいと思っています。
キッチンまわりは色も少しずつ統一
レンジフードなどのキッチン設備は、ブラック系を選びました。
設備単体だけでなく、
- キッチン
- 家電
- 壁
- カップボード
をまとめて見たときに、できるだけ違和感が出ないようにしたかったためです。
ただ、色を揃えることを最優先にしたわけではありません。
毎日使う場所なので、
見た目と掃除のしやすさ、使いやすさのバランス
を見ながら決めていきました。
洗濯まわりは「とにかく楽に」が変わらない基準
脱衣室については、間取りを考えていたころから方向性がはっきりしていました。
夫婦ともに家事の中でも特に、
洗濯物を干すことと、たたむことが嫌いです。
そのため、
新居では洗濯をできるだけ楽にする
ことを重視しました。
現在もドラム式洗濯機を使っているので、乾燥まで任せられるものはできるだけ任せます。
それでも室内干しが必要になることはあるため、
- 室内物干し
- 物干し竿
- 洗濯機まわり
- 収納
- 作業スペース
- 将来何かを取り付けるための下地
なども確認しました。
設備を付けることだけではなく、
将来変更したくなったときに対応できるようにしておく
ということも意識しています。
洗面は、設備そのものより周囲との関係も重要だった
洗面台については、色や収納などを選びました。
ただ、設備決めをしていて意外と気になったのが、
洗面台そのものより、その周囲との関係
です。
例えばタオル掛け。
「ここに付ければいい」
と思っていても、
扉を開けると当たるかもしれない。
人が通ると邪魔になるかもしれない。
実際に生活すると毎日使う場所なので、
図面上の数センチの違いでも、使いやすさが変わる
と考えるようになりました。
2階にも洗面を設けた
わが家では、2階にも小さな洗面を設けることにしました。
もともと2階には、
- 主寝室
- 子ども部屋
- トイレ
があります。
さらに、当初1階に置く予定だった書斎を2階へ移したこともあり、2階で過ごす時間が想定より増えました。
仕事中に少し手を洗いたい。
寝る前に歯を磨きたい。
子どもが2階で過ごしているときに使いたい。
そのたびに1階まで降りなくてもいいように、
2階にも簡単な洗面があると便利
と考えました。
大きな洗面所を作るわけではありません。
ただ、2階に水を使える場所が一つあるだけでも、生活はかなり楽になるのではないかと思っています。
お風呂は「便利そう」より「掃除したくない」を優先
お風呂でも、付けるもの・付けないものを考えました。
その中でも分かりやすいのが、カウンターです。
カウンターがあれば、
シャンプーなどを置いたり、ちょっと物を置いたりできるので便利だと思います。
ただ、
掃除する場所も増えます。
特にカウンターの裏側や下側は、
- 水が残りやすい
- 手が入りにくい
- 汚れが見えにくい
ので、個人的にはカビや汚れが気になるところです。
そこで、
便利さより掃除の手間を減らす方を優先して、カウンターは付けない
ことにしました。
設備選びをしていると、
「付いていた方が便利そう」
というものはたくさんあります。
でも、付けたものは基本的に掃除やメンテナンスも必要です。
わが家では、
使う頻度が低そうなものなら、最初からなくす
という考え方もかなり取り入れました。
トイレは本体より収納や掃除のしやすさも考えた
トイレについても、本体を選んで終わりではありませんでした。
- トイレットペーパー
- 掃除用品
- タオル
- 手洗い
- 手すり
などをどうするかも考えます。
特に収納は、
できるだけごちゃごちゃ見せず、必要なものをしまえること
を重視しました。
トイレはそれほど広い空間ではないので、
収納を増やしすぎると圧迫感が出る一方、少なすぎると日用品の置き場所に困ります。
そのため、
必要な収納量と、掃除のしやすさのバランス
を見ながら決めました。
窓まわりはカーテンも含めて検討
窓については、間取りの段階ですでに位置や大きさをかなり検討していました。
設備・仕様決めでは、さらに窓の内側をどうするかも考えます。
選択肢としては、
- 一般的なカーテン
- ロールスクリーンなど
- 断熱性のあるシェード
などがあります。
一条工務店では断熱性のあるシェードを選べるため、それを使う場所も検討しました。
ただ、
家中すべて同じものにする必要はない
と考えていました。
例えば、
- リビング
- 寝室
- 子ども部屋
では、窓に求めるものも違います。
光をしっかり遮りたいのか。
開け閉めを頻繁にするのか。
見た目を重視するのか。
カーテンの方が使いやすいのか。
部屋ごとの使い方を考えながら選んでいきました。
収納は「何帖あるか」から「中をどう使うか」へ
間取りを考えていたころは、
「ここに収納がある」
「何帖ある」
という見方が中心でした。
設備・仕様を決める段階になると、
収納の中をどう作るか
まで考えます。
例えば、
- 棚板にする
- ハンガーパイプを付ける
- 棚の枚数を増やす
- 奥行きを変える
- 収納するものに合わせる
といった部分です。
玄関、1階の衣類収納、2階ホール、主寝室、書斎、子ども部屋。
それぞれ入れるものが違います。
同じ広さの収納でも、
中の作り方によって使いやすさはかなり変わる
と感じました。
このころから、
「収納は多ければ多いほどいい」
というより、
何をどこに収納するのかを先に考える
ようになりました。
外の設備も建物と一緒に考える必要があった
設備決めでは、家の中だけでなく、
- 給湯設備
- エアコンの室外機
- 給水
- 排水
- 玄関まわり
- 外部設備
などの配置も確認しました。
できれば目立たせたくない。
でもメンテナンスはできるようにしたい。
庭や駐車スペースの邪魔にもしたくない。
さらに、外構工事とも関係します。
家づくりを始める前は、
外構は建物が決まってから考えるもの
くらいに思っていました。
実際には、
建物側で準備しておかなければならない配管や設備もあり、
建物と外構をある程度並行して考える必要がある
と感じました。
設備選びでは「足す」だけでなく「なくす」ことも多かった
設備選びを始める前は、
注文住宅なら、
「何を追加するか」
を考えるものだと思っていました。
実際にやってみると、むしろ、
「これは本当に必要?」
と考えることもかなり多かったです。
例えば、
- 浄水器
- お風呂のカウンター
- 収納
- 窓まわりの設備
など。
便利そうだから付けるのではなく、
自分たちが本当に使うか
を考える。
さらに、
掃除やメンテナンスまで含めて便利なのか
を見るようになりました。
設備は付けた瞬間だけではなく、その後ずっと使っていくものです。
だから、
「あると便利」より「なくても困らない」なら、付けない
という判断も大切だと思いました。
すべてが一度に確定したわけではない
この段階でかなり多くの設備を検討しましたが、
一度の打ち合わせですべてが確定したわけではありません。
一度選んだものを変更することもあります。
他の設備との関係を見て、位置を変えることもあります。
外構と相談して決めるものもありました。
そのため、Excelの管理表も、
「決定事項リスト」ではなく「依頼・検討事項リスト」
として使っていました。
家づくりの打ち合わせは、
間取りが完全に終わったら設備、
設備が完全に終わったら次、
ときれいに分かれるわけではありません。
少し前の項目へ戻りながら、徐々に完成形へ近づいていく感じでした。
まとめ|間取りの次は「どう暮らすか」をさらに細かく考えた
第3回までで間取りがほぼ決まり、
家の大きな形は見えてきました。
そこから始まった設備・仕様決めでは、
- 外観
- キッチン
- 洗面
- 脱衣室
- トイレ
- お風呂
- 窓まわり
- 収納
- 外部設備
などを一つずつ確認していきました。
間取りでは、
「どこに何を置くか」
を考えました。
設備決めでは、
「そこでどう生活するか」
をさらに細かく考えることになります。
わが家の場合は、
- 洗濯をできるだけ楽にする
- 掃除する場所を増やしすぎない
- 使わない機能は付けない
- 将来変更する可能性も考える
- 実際の生活動線を優先する
といったことが、設備を選ぶ基準になっていました。
そして設備の検討が進むと、次に細かく考える必要が出てきたのが、
コンセント、スイッチ、照明などの電気関係と、床や壁などの内装です。
まだまだ決めることは続きます。