公開日:2026年9月14日
更新日:2026年9月17日
読了目安:約9分
初回間取りを持ち帰って徹底検討|次の打ち合わせまでに考えた変更・追加要望
これまでのあらすじ
土地とハウスメーカーが決まり、いよいよ間取りづくりがスタート。
初回打ち合わせ前には、1階でできるだけ生活を完結させることや、洗濯を楽にする動線、将来分割できる子ども部屋、仕事にも個室にも使える書斎など、わが家なりの理想を考えていました。
ただ、実際の敷地や費用を考えると、そのまま形にできるわけではありません。
今回は、初回打ち合わせでもらった間取りを持ち帰り、第2回打ち合わせまでにどこを変えたいと考えたのかを振り返ります。
前回の記事では、初回の設計打ち合わせに向けて、わが家が最初に考えていた間取りや暮らし方について書きました。
→ 初回打ち合わせに向けて|最初に考えていた間取りと新居でやりたいこと
そして迎えた初回の設計打ち合わせ。
実際の間取りが出てくると、それまで頭の中で考えていた希望が一気に具体的になりました。
「ここはもう少し変えたい」
「この配置なら、こうした方が使いやすそう」
「こっちのパターンも考えられないか」
と、図面を見ながら新しい希望が次々に出てきます。
そこで最初の間取りを持ち帰り、
第2回打ち合わせまでに、自分たちなりにかなり細かく検討することにしました。
最初の間取りは「完成案」ではなく、考えるためのスタートだった
初回の間取りを見たとき、
「これを少し直せば完成」
という感覚ではありませんでした。
むしろ、
実際の図面が出てきたことで、ようやく具体的に考えられるようになった
という感じです。
初回打ち合わせ前にも希望は整理していました。
ただ、
「収納が欲しい」
「洗濯を楽にしたい」
「書斎が欲しい」
と考えるのと、
実際の図面を見ながら、
「この壁を動かしたらどうなる?」
「ここを広げると別の場所はどうなる?」
と考えるのでは、かなり違います。
そこで1階と2階、それぞれについて変更したい部分を書き出しました。
1階では横並びキッチンを希望
1階で大きく変更したいと思ったのが、キッチンとダイニングの配置です。
初回の間取りを見たあと、
キッチンとダイニングを横並びにできないか
と考えるようになりました。
毎日の食事では、
- 料理を運ぶ
- 食べ終わった食器を戻す
- 冷蔵庫へ行く
といった動きを何度も繰り返します。
できるだけキッチンとダイニングの移動を短くした方が、日々は楽になりそうです。
そこで第2回打ち合わせに向けて、
横並びキッチンへの変更
を大きな要望のひとつとしてまとめました。
洗濯動線は「回遊」より、とにかく楽にしたかった
脱衣室まわりもかなり考えました。
わが家は夫婦ともに、
洗濯物を干すことと、たたむことが家事の中でも特に苦手です。
ドラム式洗濯機を使っているので、乾燥まで任せられるものはできるだけ任せたい。
そのうえで、
乾いた服をできるだけ少ない移動で収納したい
と考えていました。
そこで検討したのが、
- 脱衣室の収納
- 洗濯機まわりの作業スペース
- 1階WIC
- 回遊できる動線
です。
ただし、回遊できること自体が最優先ではありません。
回遊するための通路を作った結果、収納や作業スペースが狭くなるのであれば、
実際に使う場所を優先したい
と考えていました。
「回遊動線が欲しい」ではなく、
嫌いな洗濯をできるだけ楽にするにはどうするか
というのが出発点でした。
1階WICは2帖程度を確保したかった
初回打ち合わせ前から考えていた1階WICについても、具体的に検討しました。
希望していたのは2帖程度です。
家族で分けて使うことを考えて、
1人あたり0.5帖くらい
というイメージでした。
洗濯した衣類を2階へ運ばず、できるだけ脱衣室の近くで収納できれば、洗濯動線も短くできます。
そのため、間取り上の配管スペースなども含めて、
どうすればWICの広さを確保できるか
を相談することにしました。
窓や換気についても、この段階で希望として書き出しています。
書斎は2階へ移したけれど、考え方は変えなかった
当初は書斎を1階に置きたいと考えていました。
来客時や食事のときに1階だけで移動できることに加えて、
将来必要になれば個室としても使えるようにしたかったためです。
ただ、敷地や費用を考えて総2階に近い建物形状を目指す中で、書斎は2階へ移す方向になりました。
場所は変わりましたが、
最低限ひとつの部屋として使える広さを確保したい
という考えはそのままです。
そこで2階には、4帖台程度の書斎を確保する案を考えました。
単なるPCコーナーではなく、
仕事をする部屋としてきちんと使えることを重視しました。
子ども部屋は「南側・将来分割・できるだけ同条件」
子ども部屋については、初回打ち合わせ前から、
最初は1部屋として使い、将来2部屋に分ける
という考えでした。
さらに、
できれば南側に配置し、将来分けた後も左右で条件に差が出にくいようにしたい
という希望もありました。
そこで初回間取りを見ながら、
- 将来2部屋に分けられるか
- 分けた後の広さ
- 収納
- 窓
- 空調
- 床暖房
- 扉の位置
などを考えました。
第2回打ち合わせに向けては、子ども部屋の大きさや主寝室とのバランスが異なる複数のパターンを用意しました。
この時点では、
「これが正解」
と1案に決めるのではなく、
どの配分が家全体として使いやすいのか、設計担当の方にも相談したい
と考えていました。
主寝室・書斎・収納は、何を優先するかで悩んだ
2階は子ども部屋だけではありません。
- 主寝室
- 書斎
- 収納
- トイレ
- 洗面
も必要です。
そのため、子ども部屋を広くすると、当然ほかのスペースにも影響します。
主寝室についても、
寝室自体を広くする案
と、
寝室を少し抑えて収納や別スペースを確保する案
を考えました。
間取りを検討していると、
「これも欲しい」
「ここも広くしたい」
となりがちです。
でも、家の大きさには限りがあります。
このころから、
欲しいものを全部入れるのではなく、どこを優先するのか
をかなり考えるようになりました。
玄関収納などを広くした別パターンも考えた
初回間取りをベースに修正する案だけではなく、
考え方そのものを少し変えた別パターン
も作りました。
こちらは、
- シューズクロークを広くする
- 1階WICを広くする
- 回遊動線を確保する
といった、収納や機能性を重視する案です。
その代わり、LDKは少し小さくなります。
機能面だけを見れば、かなり合理的でした。
ただ、自分たちでも資料に、
「少し機能性と金額を優先しすぎかな」
と書いていました。
便利さや収納量だけを追いかけて、
家族が長く過ごすLDKまで小さくしていいのか
という迷いがあったためです。
この案についても、自分たちだけで決めず、設計担当の方の意見を聞くことにしました。
LANやWi-Fiも、この段階から相談事項に入れた
間取りと並行して、ネットワークについても相談事項に入れました。
この段階では、
- 有線LAN
- Cat6A
- Wi-Fiの配置
- エアコンの配置
などが気になっていました。
まだ電気配線を細かく決める段階ではありません。
ただ、
後から変更しにくいものは、できるだけ早い段階から伝えておきたい
と考えていました。
ネットワークについては、このあと電気・配線打ち合わせでかなり細かく検討していくことになります。
壁掛けテレビも相談しておくことに
LDKでは、テレビまわりについても希望を書き出しました。
考えていたのは、
テレビとテレビボードをできるだけすっきり見せること。
壁掛けテレビにする場合は、
- 壁の補強
- 電源
- LAN
- アンテナ
- 配線経路
などを新築時に考える必要があります。
この段階では細かな仕様まで決めず、
こうしたいという希望だけ早めに伝えておく
ことにしました。
図面へ直接書き込み、複数パターンを作った
第2回打ち合わせに向けては、文章だけで要望をまとめるのではなく、
実際の間取り図に書き込みながら検討しました。
図面があると、
「ここを広げたい」
「この壁を動かしたい」
「この部屋をこちらへ持っていきたい」
といった希望を考えやすくなります。
また、1つの案だけに絞らず、
複数のパターンを作って比較
しました。
最初の図面をそのまま修正していくというより、
最初の図面を材料に、自分たちの希望をさらに整理していった
という感覚です。
要望は「全部そのまま採用してほしい」ではなかった
かなり多くの希望をまとめましたが、
すべてそのまま実現してほしい
と思っていたわけではありません。
自分たちだけでは、
- 構造的にできるのか
- 一条工務店の設計ルール上可能なのか
- 費用がどのくらい変わるのか
- もっと良い方法があるのか
までは分かりません。
そのため、
「こうしたい」という要望と、「こういうことはできますか?」という相談をまとめる
という形にしました。
自分たちの希望をできるだけ具体的にしたうえで、
設計担当の方と一緒に現実的な形へ近づけていく。
第2回打ち合わせに向けては、そんな準備をしていました。
まとめ|理想の間取りが、具体的な要望に変わっていった
初回打ち合わせ前は、
「こんな暮らしがしたい」
という考えが中心でした。
それが実際の間取りを見ることで、
「ここをこう変えたい」
という具体的な要望に変わっていきました。
第2回打ち合わせに向けて特に考えたのは、
- 横並びキッチン
- 洗濯しやすい脱衣室と収納
- 1階WIC
- 階段
- 将来分割する子ども部屋
- 書斎
- 主寝室と収納
- シューズクローク
- LAN・Wi-Fi
- 壁掛けテレビ
などです。
もちろん、この時点ではまだ希望をまとめただけ。
実際にできるもの、できないものは第2回打ち合わせで相談することになります。
そして結果として、
希望どおり変更できたところもあれば、
別の方法を考えることになったところ、
そのまま採用しなかった案もありました。
次回は、第2回設計打ち合わせで、今回出した要望が実際にどうなったのかを振り返ります。