公開日:2026年9月20日
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一条工務店の宿泊体験に行ってきた|冬の全館床暖房と間取り・設備を実際に使った感想
一条工務店と契約したあと、冬の寒い時期に宿泊体験へ行ってきました。
当日は雪が降り、外にはうっすら積もっているくらいの寒さでした。
結果的には、一条工務店の全館床暖房を体感するにはかなり分かりやすいタイミングだったと思います。
宿泊体験で確認したかったのは、主に次のようなことでした。
- 家の中がどれくらい暖かく、実際に過ごしやすいのか
- 自分たちの家づくりで参考になる間取りや使い方がないか
- キッチンやお風呂、収納などを実際に使ったときの使い勝手
住宅展示場でも設備や間取りを見ることはできますが、実際に夜まで過ごしたり、お風呂に入ったり、朝起きたときの家の暖かさを体感したりすることはなかなかできません。
一晩生活してみることで、短時間の見学では分からなかったこともいろいろ見えてきました。
宿泊体験へ行ったのは契約後
わが家が宿泊体験へ行ったのは、一条工務店と契約したあとの冬です。
すでに契約後だったため、「一条工務店にするかどうかを決めるため」というよりも、これから進めていく間取りや設備選びの参考にすることが主な目的でした。
特に気になっていたのは全館床暖房です。
性能について説明を聞いていても、実際に一日生活したときにどのくらい快適なのかは、なかなかイメージできません。
しかも当日は雪が降るほど寒かったため、外の寒さと家の中の違いをしっかり体感することができました。
夕方に到着して、最初だけ営業担当と確認
宿泊体験の家には夕方に入りました。
最初は営業担当の方にも同行してもらい、家の中について軽く説明を受けながら、気になることを質問しました。
その後は家族だけで自由に過ごします。
ホテルに泊まるというより、一晩だけ実際に一条工務店の家で生活してみるという感覚に近かったです。
夕食と翌朝の朝食は、あらかじめスーパーなどで購入して持ち込みました。
宿泊体験の家では調理はできませんでしたが、電子レンジやポットなどは用意されていたので、購入したものを温めたり、お湯を使ったりすることはできました。
私たちが体験したときは、食事代について1人3,000円までの補助がありました。
レシートを渡して、後日精算してもらう形です。
食事代まで補助してもらえるのは、素直にうれしかったです(笑)。
宿泊体験の内容や補助制度については時期によって変わる可能性があるため、実際に利用するときは営業担当へ確認するのが確実です。
外は雪でも家の中では半袖で過ごせた
宿泊体験で一番印象に残ったのは、やはり家の中の暖かさです。
外には雪がうっすら積もっていましたが、家の中では半袖で過ごしていました。
寝るときも半袖・半ズボンで問題ありませんでした。
特によかったのは、リビングだけが暖かいわけではなかったことです。
リビングから廊下へ移動したり、洗面所や脱衣室へ行ったりしても、場所による温度の違いをほとんど感じませんでした。
夜になっても翌朝になっても、体感する暖かさはほぼ同じです。
一般的な暖房だと、暖房している部屋は暖かくても、廊下や洗面所へ出ると寒く感じることがあります。
宿泊体験では、そのような場所を移動したときの寒さをほとんど意識せずに過ごせたことが印象に残りました。
床暖房は「熱い」ではなく「寒くない」
全館床暖房という名前から、床そのものがかなり熱くなるようなイメージもありました。
実際に体験してみると、床は確かに暖かいものの、熱いと感じるほどではありません。
個人的には、「すごく暖かい」というより、ずっと寒くないという表現が一番近かったです。
暖房の前にいるときのような強い暖かさではなく、家全体が自然に暖かい状態が続いています。
このくらいの暖まり方の方が、長時間過ごすには快適だと感じました。
宿泊体験をしたことで、全館床暖房の良さはかなり実感できました。
風呂上がりに寒くないのがよかった
特にいいと思ったのがお風呂上がりです。
お風呂から出ても脱衣室が寒くありません。
冬場は、浴室の中は暖かくても、脱衣室へ出た瞬間に寒いと感じることがあります。
それがないだけでもかなり快適でした。
子どもがいると、お風呂から上がったあとに身体を拭いたり、服を着せたりするのにも時間がかかります。
その間も寒さを感じずに済むのは、実際の生活を考えるとかなりいいと思いました。
少し乾燥している感じはあった
暖かさについてはかなり快適でしたが、体感としては少し乾燥している感じもありました。
一晩だけの宿泊なので、湿度を細かく測定したわけではありません。
ただ、実際に過ごしてみて少し乾燥しているようには感じたので、新居でも冬場は室温だけでなく湿度も気にすることになりそうです。
宿泊体験の家は、実際の間取りにもかなり影響した
宿泊体験で参考になったのは、全館床暖房だけではありません。
実際の家で一晩過ごしてみると、「この配置は使いやすそう」「これは自分たちの家にも取り入れたい」と思う部分がいくつもありました。
その中でも特に影響したのが、キッチンまわりです。
横並びキッチンだけでなく、キッチンまわりの配置も参考にした
宿泊体験の家は、キッチンとダイニングが横並びになっていました。
実際に空間を見てみると、キッチンからダイニングへの移動もしやすく、わが家でも横並びキッチンを採用することにしました。
参考にしたのは、横並びという配置だけではありません。
最終的には、
- キッチンとダイニングの横並び配置
- 自在棚の位置
- カップボードの位置
- 冷蔵庫の位置
まで、宿泊体験の家とかなり近い配置になりました。
図面だけを見て考えるより、実際の空間に立ってみる方が距離感や動線をイメージしやすくなります。
キッチンに立ったときに冷蔵庫がどこにあるのか、カップボードとの距離はどうか、自在棚をどこに置くと使いやすそうかまで確認できたのはかなり参考になりました。
結果的に、わが家のキッチンまわりは宿泊体験の家からかなり影響を受けています。
洗面所と脱衣室が分かれている間取りも参考になった
宿泊体験の家では、洗面所と脱衣室が独立していました。
誰かがお風呂に入っていても洗面所を使いやすく、来客が洗面を使うときにも脱衣室を見せずに済みます。
わが家でも洗面所と脱衣室は分ける間取りになりました。
実際の家で見ることで、単に「別々にすると便利そう」というだけではなく、それぞれの空間の広さやつながり方もイメージしやすくなりました。
階段下のシューズクロークも参考になった
宿泊体験の家では、階段下のスペースがシューズクロークとして使われていました。
階段下は高さや形に制約があるため、普通の部屋としては使いにくいスペースです。
そこを収納としてうまく利用しているのを見て、階段下の使い方として参考になりました。
こうした細かな空間の使い方は、図面だけを見るより実際の家で確認した方が分かりやすいと感じます。
収納は「見るだけ」でなく、実際に開け閉めした方がいい
収納も宿泊体験でかなり参考になった部分です。
収納は図面やカタログでは容量や棚の数に目が行きやすいですが、実際に使ってみると、扉や引き出しの重さなども気になります。
宿泊体験の家では、プラスチックケースのような引き出し収納と、クローゼット内に組み込まれた木製タイプの引き出し収納がありました。
特に気になったのが、木製タイプの引き出し収納です。
見た目はしっかりしていて収納としてもきれいなのですが、実際に引き出してみると思っていたより重く感じました。
毎日のように衣類を出し入れすることを考えると、わが家ではこのタイプは採用しなくてもいいかなと思いました。
一方で、プラスチックケースのようなタイプは比較的軽く、使い勝手の違いも実際に触ることで分かりました。
収納は容量や見た目だけではなく、引き出したときの重さや開け閉めのしやすさまで確認することが大切だと思います。
宿泊体験に行くなら、収納も見るだけで終わらせず、触れるものは実際に動かしてみるのがおすすめです。
WICの折れ戸は好みが分かれそう
WICには折れ戸が使われていました。
収納の中を隠せるメリットはありますが、実際に開け閉めしてみると、扉そのものがあることをどう感じるかは好みが分かれそうだと思いました。
わが家では、1階WICについては基本的に扉を付けず、必要であればロールスクリーンなどで対応する考え方にしています。
実物を見ることで、「収納には必ず扉が必要」という考え方ではなく、自分たちの使い方に合わせて選べばいいと思えるようになりました。
お風呂は1坪で十分だと思った
宿泊した家のお風呂を実際に使ってみて、わが家では1坪タイプで十分だと思いました。
もっと広い浴室もありますが、家族で使うことを考えても特に狭いとは感じませんでした。
家全体の広さには限りがあるので、お風呂をさらに広くするより、その分のスペースを収納や居室に使いたいという考えになりました。
浴室はカタログの数字だけでは広さを想像しにくいため、実際に入って確認できたのはよかったです。
トイレは0.75帖程度でも十分だと思った
トイレについても、個人的には必ずしも1帖必要ではないと思いました。
現在の住まいのトイレも0.75帖程度なので、その広さには慣れています。
宿泊体験の家で1帖程度のトイレを見ると、特に奥行きがかなり広く感じました。
もちろん広い方がゆったりしますが、限られた床面積を考えると、わが家では0.75帖程度でも十分だと感じました。
こうした感覚も、図面上の「何帖」という数字だけではなく、実際にその空間に入ってみたからこそ分かったことです。
子ども部屋の「2部屋+引き戸」は採用しなかった
宿泊体験の家では、子ども部屋が2つ並んでいて、その間を引き戸で仕切れるつくりになっていました。
引き戸を開ければ一つの広い空間として使い、閉めれば2部屋として使えるようになっています。
便利そうではあるのですが、個人的には少し中途半端に感じました。
わが家も子ども部屋は最初に一つの広い部屋として使い、将来的に2部屋へ分ける予定です。
ただ、分けるときは壁を作り、それぞれを独立した部屋にする考えです。
違う方法を実物で見ることで、自分たちがどのようにしたいのかを整理する材料になりました。
階段は少し狭く、急に感じた
宿泊体験で気になったところの一つが階段です。
普段使い慣れていないこともあると思いますが、少し狭く、勾配も急に感じました。
自分一人で上り下りするだけであれば慣れると思いますが、子どもが階段を使っているところを見ると少し怖さがありました。
特に、子どもを抱っこしながら上り下りすることを考えると、もう少し余裕があればいいなと思いました。
一条工務店の階段はある程度パターンが決まっていて、幅の広いタイプもあるようです。
ただ、わが家の場合は間取りや仕様との兼ね合いもあり、幅広タイプは採用しませんでした。
宿泊体験で気になったからといって必ず変更できるわけではありませんが、実際の生活でどう感じるのかを事前に知れたことはよかったです。
家の中の音は少しこもって感じた
もう一つ印象に残ったのが、家の中の音です。
一条工務店の家は気密性が高いため、音が外へ抜けにくく、室内で発生した音も家の中に残りやすいと感じました。
宿泊体験でも、外からの音が気になるというより、家の中で出た音が少しこもるような感覚がありました。
高い気密性は外気の影響を受けにくくする一方で、室内の音の感じ方にも影響します。
実際に一晩過ごしてみることで、展示場を短時間見学するだけでは気付きにくい、家の中での音の聞こえ方まで確認できました。
吹き抜けの照明は思ったより少なくても明るかった
照明についても参考になるところがありました。
宿泊体験の家では、ダイニング部分が吹き抜けになっていました。
吹き抜けというと、照明をかなり多く付けないと暗くなるのではないかと思っていました。
ところが実際には、ダブルのスポットライトが2基でも十分な明るさに感じました。
照明は図面だけを見ていると、数が少ないと不安になりやすい部分です。
宿泊体験では夜の状態を実際に確認できるため、照明の数や明るさを考えるうえでも参考になりました。
夜も朝も暖かさはほとんど変わらなかった
寝具は用意されていて、ベッドは4台ありました。
夜も家の中の暖かさはほとんど変わらず、半袖・半ズボンで寝ても寒さを感じませんでした。
翌朝起きたときも同じで、朝だから家の中が冷えているという感じはありません。
朝食は、前日の夕食と一緒にスーパーで購入しておいたものを食べました。
朝は9時ごろに営業担当の方が来て、宿泊してみた感想などを少し話してから帰宅しました。
夕方から夜、就寝中、翌朝まで過ごしたことで、短時間の見学では分からない、時間が変わったときの家の暖かさも確認できました。
宿泊体験で一番よかったのは、実際の生活を想像しやすくなったこと
宿泊体験を終えて大きかったのは、新しい家でどのように生活するのかを具体的に想像しやすくなったことです。
全館床暖房についても、説明を聞くだけでは分からなかった「家全体が寒くない」という感覚を実際に体験できました。
さらに、キッチンまわりの距離感を確認したり、お風呂や収納を実際に使ったり、子どもが家の中で過ごす様子を見たりすることで、普段の生活に近い状態で家を見ることができました。
階段を何度も上り下りしてみたり、夜になってから照明の明るさを確認したりしたことで、昼間の見学だけでは分からない部分も見えてきます。
契約後の宿泊体験でしたが、全館床暖房の良さを実感できたことに加えて、その後の間取りや設備選びにもかなり役立ちました。
宿泊体験では「触れるものは全部触る」くらいでいい
これから一条工務店の宿泊体験へ行くなら、個人的にはとりあえず全部見て、触れるものはできるだけ全部触ってみるのがおすすめです。
せっかく実際の家で自由に過ごせるので、モデルハウスのように眺めるだけではもったいないと思います。
例えば、次のようなところまで確認しておくと、その後の家づくりに活かしやすくなります。
- キッチンに立って、冷蔵庫やカップボードとの距離を確認する
- 自在棚や収納が使いやすい位置にあるか確認する
- 収納の扉や引き出しを実際に開け閉めする
- お風呂やトイレを使って、広さを確認する
- 階段を何度か上り下りする
- 夜になってから照明の明るさを見る
- リビングから廊下、洗面所、脱衣室などへ移動して、場所による暖かさの違いを確認する
- 寝る前と翌朝で家の中の暖かさが変わるか確認する
- 家族が普通に過ごしたときの室内の音も確認する
収納についても、見た目だけでは分からないことがあります。
今回の宿泊体験では、木製タイプの引き出しを実際に動かしたことで、「毎日使うには少し重いかな」と感じました。
これは写真やカタログだけを見ていたら分からなかった部分です。
宿泊体験では、家を見るというより、実際に自分たちが住むつもりで使ってみることが大切だと思います。
全館床暖房を確認したいなら寒い時期は分かりやすい
宿泊する時期を選べるのであれば、全館床暖房を体感したい人は寒い時期に行くと分かりやすいと思います。
私たちの場合は、外に雪がうっすら積もるほど寒い日でした。
そのため、外から家に入ったときの暖かさだけでなく、夜や翌朝まで家の中で寒さを感じないことも体験できました。
夏であればまた違う部分を確認できると思いますが、「一条工務店の全館床暖房が実際にどんな感じなのか知りたい」という人には、冬の宿泊体験はかなり参考になると思います。
まとめ|宿泊体験は間取りや設備を実際に使って判断できる
一条工務店の宿泊体験へ行く前は、全館床暖房の暖かさや設備の使い勝手を確認できればいいかなと思っていました。
実際に泊まってみると、それ以上に家づくりの参考になることがありました。
特に印象に残ったのは、
- 雪が降る寒さでも家の中では半袖で過ごせた
- 夜から翌朝まで家の中の暖かさがほとんど変わらなかった
- 床暖房は熱いのではなく、「寒くない」と感じるくらいが心地よかった
- 風呂上がりでも脱衣室で寒さを感じなかった
- 横並びキッチンだけでなく、自在棚やカップボード、冷蔵庫の位置まで参考になった
- 洗面所と脱衣室を分ける間取りや、階段下収納の使い方も参考になった
- 収納は引き出しの重さや扉の使い勝手まで実際に確認できた
- 1坪のお風呂や0.75帖程度のトイレでも十分だと思えた
- 子ども部屋の仕切り方やWICの折れ戸など、採用しない判断の参考にもなった
- 階段の幅や勾配、家の中での音の聞こえ方など、気になる部分も確認できた
- 夜の照明を実際の明るさで確認できた
というところです。
宿泊体験の家をそのまま真似する必要はありません。
むしろ、実際に使ってみて自分たちにとって使いやすいものと、そうではないものを見つけることに大きな意味があると思います。
わが家では横並びキッチンだけでなく、自在棚やカップボード、冷蔵庫の位置まで宿泊体験の家をかなり参考にしました。
一方で、クローゼット内の木製タイプの引き出し収納や子ども部屋の仕切り方など、実際に見たり触ったりしたことで「これは自分たちには合わない」と判断できたものもあります。
これから宿泊体験へ行くなら、家を見るだけで終わらせず、収納を開けたり設備を使ったり、家の中を何度も歩いてみたりして、できるだけ普段の生活に近い状態で確認してみるのがおすすめです。