家づくり準備室はじめる、理想の暮らし

公開日:2026年10月2日

読了目安:約10分

注文住宅の太陽光・蓄電池計画|約13kWの太陽光と14kWhの蓄電池を採用した理由

新居では、約13kWの太陽光発電と、7kWhの蓄電池を2台導入する予定です。

蓄電池の容量は、2台合わせて14kWhになります。

太陽光と蓄電池を採用した主な理由は、

  • 電気代対策
  • 災害・停電対策
  • 導入価格に魅力を感じたこと

の3つです。

「何年で元が取れるか」というシミュレーションも確認しましたが、それだけを基準に決めたわけではありません。

新居はオール電化なので、できるだけ自宅で電気を作って使いながら、停電時にも最低限必要な電気を確保できる家にしたいと考えました。

今回は、わが家が約13kWの太陽光と14kWhの蓄電池を採用した理由や、どのように使いたいと考えているのかをまとめます。

なお、この記事を書いている時点ではまだ入居前です。

実際の発電量や自家消費率、電気代への効果については、住み始めてから確認する予定です。

この記事で出てくる太陽光・蓄電池の用語

kW

太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの「出力」を表す単位です。

わが家では太陽光パネルが約13kW、パワーコンディショナーが9.9kWです。

kWh

電気をどのくらい使ったり、蓄電池にためたりできるかを表す単位です。

わが家では7kWhの蓄電池を2台設置し、合計14kWhです。

パワーコンディショナー

太陽光パネルで発電した電気を、家庭で使える形に変換する設備です。

この記事では「パワコン」と表記することもあります。

自家消費

太陽光で発電した電気を、売電せず自宅で使うことです。

わが家では、発電した電気をできるだけ自宅で使うことを重視しています。


太陽光を採用した一番の理由は電気代対策

新居はオール電化です。

給湯や調理を含め、暮らしの中で使うエネルギーの多くを電気に頼ることになります。

そのため、

できるだけ電力会社から買う電気を減らしたい

というのが、太陽光を採用した大きな理由でした。

もちろん、太陽光を設置すれば電気代がゼロになるわけではありません。

天候や季節によって発電量は変わりますし、夜は太陽光だけでは発電できません。

それでも、昼間に自宅で使う電気の一部を自分の家で作ることができれば、購入する電気を減らせます。

長く住む家だからこそ、毎日の電気代を抑えることにつながる設備は取り入れたいと考えました。


災害や停電への備えも重視した

もう一つ大きかったのが、災害や停電への備えです。

停電したときに、家中の設備を普段どおり使えることまでは求めていません。

ただ、

  • 冷蔵庫
  • 照明
  • スマートフォンの充電
  • 生活に必要な最低限の家電

などを使えるだけでも安心感はかなり違うと思っています。

太陽光に蓄電池を組み合わせれば、発電した電気をためて、必要な時間帯に使えるようになります。

そのため、

普段は電気代対策、停電時には最低限の電源確保

という両方の役割を期待して採用しました。


太陽光は屋根面をできるだけ活用した

一条工務店の家では、屋根面を大きく使って太陽光パネルを載せる構成と相性がよいと感じました。

そのため、わが家でも最初から、

載せられるのであれば、できるだけ太陽光を載せたい

と考えていました。

最終的な太陽光パネルの容量は約13kWです。

ただし、屋根面のすべてが発電用パネルというわけではなく、一部には発電しないダミーパネルも使われています。

かなり大きな容量になりましたが、単純に「大きければ大きいほどよい」と考えたわけではありません。

オール電化の家でどのくらい電気を使うのか、蓄電池とどう組み合わせるのかも含めて考えました。


太陽光パネルは約13kW、パワコンは9.9kW

わが家では、太陽光パネルが約13kWなのに対して、パワーコンディショナーは9.9kWです。

最初にこの数字を見ると、

「13kWの太陽光なのに、パワコンが9.9kWで大丈夫なのか?」

と少し分かりにくいかもしれません。

太陽光パネルは電気を作る側で、パワーコンディショナーは発電した電気を家庭で使える形に変換する設備です。

太陽光パネルは一日中、常に最大出力で発電しているわけではありません。

朝夕や曇りの日など、発電量が最大まで届かない時間もあります。

そのため、パネル容量をパワコン容量より大きくする構成もあります。

わが家では、

約13kWの太陽光パネル+9.9kWのパワコン

という構成になりました。

日射が強く、太陽光の発電量が大きい時間帯にはパワコン側の上限に達することがあります。

一方で、朝夕や日射が弱い時間帯を含めて、太陽光パネルを多く載せることで発電できる時間を広く使えるという考え方です。

屋根面の一部には、発電しないダミーパネルも使われています。


売電よりも自家消費を重視したい

太陽光発電というと、余った電気を売るイメージもあります。

ただ、わが家では売電を増やすことより、

発電した電気をできるだけ自宅で使うこと

を重視しています。

基本的に考えている流れは、

  1. 昼間に太陽光で発電する
  2. その時間に家で使う
  3. 余った電気を蓄電池へためる
  4. 夕方から夜に蓄電池の電気を使う
  5. さらに余った電気があれば売電する

というものです。

オール電化なので、生活の中で使う電気は多くなります。

せっかく自宅で発電するのであれば、できるだけ自分たちで使い、電力会社から購入する量を減らしたいと考えています。

太陽光で発電した電気を自家消費し、余剰分を蓄電池へためて夜に使い、さらに余った分を売電する流れの図
わが家では、太陽光で発電した電気をまず自宅で使い、余った分を蓄電池へためて夜に使用し、さらに余った電気を売電する考えです。

蓄電池は7kWhを2台にした

蓄電池は、7kWhを2台設置する予定です。

合計すると14kWhです。

最初から「必ず2台必要」と考えていたわけではありません。

2台目を追加した理由はいくつかあります。

まず、停電したときに使える電気を増やしておきたかったこと。

そして、約13kWの太陽光を載せるので、昼間に余った電気をできるだけ夜まで持ち越したいと考えたことです。

さらに、今後の電気料金も気になります。

売電するだけではなく、

昼間に作った電気をためて、夜に自分たちで使える割合を増やしたい

という考えがありました。

約13kWの太陽光、9.9kWのパワコン、7kWhの蓄電池2台で合計14kWhとなる設備構成図
わが家は、約13kWの太陽光、9.9kWのパワコン、7kWhの蓄電池2台という構成で、蓄電池容量は合計14kWhです。

2台目はキャンペーンも後押しになった

蓄電池を2台にする判断では、価格面も大きかったです。

わが家が契約したタイミングでは、2台目の蓄電池を追加しやすいキャンペーンがありました。

通常の価格条件であれば、

「本当に2台必要なのか」

と、もう少し悩んでいたと思います。

それでも、

  • 停電時の安心感を高めたい
  • 太陽光の余剰電力を夜まで使いたい
  • 買う電気をできるだけ減らしたい

という考えがあり、そこへ2台目のキャンペーンが重なったことで、最終的に7kWhを2台にしました。

※キャンペーン内容や価格は時期によって異なるため、現在も同じ条件とは限りません。


「何年で元が取れるか」だけでは決めなかった

太陽光と蓄電池については、発電量や電気代をもとにしたシミュレーション資料も確認しました。

設備を導入する以上、

「どのくらい電気代が下がるのか」

「導入費用をどのくらいで回収できるのか」

は当然気になります。

ただ、わが家では回収年数だけを基準に採用を決めませんでした。

太陽光や蓄電池の効果は、

  • 今後の電気料金
  • 売電価格
  • 天候
  • 実際の電気使用量
  • 家族の生活スタイル

などによっても変わります。

将来の条件を正確に予測することはできません。

そのため、

電気代対策として使えて、さらに災害時の安心にもつながるのであれば導入したい

という考えで決めました。


導入価格も採用を後押しした

太陽光や蓄電池は高額な設備なので、価格も判断材料の一つでした。

わが家の場合、一条工務店の太陽光・蓄電池は、設備内容を考えると導入を検討しやすい価格だと感じました。

そのことも、採用を後押しした理由の一つです。

ただし、

価格が安いから大容量にした

というわけではありません。

長く住む家で、

  • 電気代対策
  • 自家消費
  • 災害時の電源

に使える設備として、自分たちが納得できるかを重視しました。


オール電化だからこそ太陽光と蓄電池を活用したい

新居はオール電化なので、日々の暮らしと電気の関係はかなり大きくなります。

電気料金が上がれば、その影響も受けやすくなります。

一方、自宅で太陽光発電ができれば、昼間に電力会社から買う電気を減らせます。

さらに余った電気を蓄電池へためれば、夜にも自家発電した電気を使えます。

そのため、わが家では、

オール電化+太陽光+蓄電池

をセットで考えました。

もちろん、実際にどのくらい自家消費できるかは住み始めてみないと分かりません。

エアコンの使い方や給湯、在宅時間などによっても変わると思います。

まずは実際に生活しながら、自分たちの家に合った使い方を確認していく予定です。


EVを購入する可能性も考えて充電設備を準備した

現在、わが家ではEVやPHEVに乗っていません。

ただ、将来車を買い替えたときに、外部から充電する車を選ぶ可能性はあります。

そのため、新築時には200VのEV充電用コンセントも準備しました。

今の段階で、

太陽光で発電した電気をどのようにEV充電へ使うか

まで細かく運用を決めているわけではありません。

それでも、太陽光や蓄電池を導入する家で将来EVを購入する可能性があるなら、充電設備の配線だけでも建築時に準備しておく価値はあると考えました。

EV充電設備についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

→ 注文住宅のEVコンセント計画|EV未所有でも200V充電設備を先に付けた理由


停電時は「最低限使えればいい」

蓄電池を2台設置すると聞くと、

「停電しても家中を普段どおり使いたいのでは?」

と思うかもしれません。

ただ、わが家ではそこまでは考えていません。

停電時には使える電気に限りがあります。

消費電力の大きな設備を普段と同じように使い続ければ、蓄電池の電気も早く減ります。

そのため、災害時には、

生活に必要な最低限の電気が使えれば十分

という考えです。

普段は電気代対策や自家消費のために使い、もしものときには非常用の電源として使える。

そのくらいの位置づけで考えています。


実際の効果は住んでから確認したい

太陽光発電や蓄電池については、シミュレーションだけでは分からない部分も多いと思っています。

実際に確認したいのは、

  • 年間でどのくらい発電するか
  • どのくらい自家消費できるか
  • 蓄電池2台をどの程度使うか
  • 夜まで電気がどのくらい残るか
  • 電気代が実際にどう変わるか
  • 余剰電力がどのくらい売電に回るか

といったところです。

約13kWの太陽光と14kWhの蓄電池は、わが家にとって大きな設備です。

だからこそ、完成後は実際の発電量や電気代を記録して、

計画時の想定と実際の暮らしでどのくらい違いがあるのか

も確認したいと思っています。


まとめ|元を取るだけでなく、電気代対策と災害対策で決めた

わが家では、

  • 太陽光:約13kW
  • パワーコンディショナー:9.9kW
  • 蓄電池:7kWh×2台
  • 蓄電池容量:合計14kWh

という構成を採用しました。

太陽光と蓄電池を導入した主な理由は、電気代対策と災害対策です。

新居はオール電化なので、昼間に発電した電気をできるだけ自宅で使い、余った分を蓄電池へためて夜に使うことを考えています。

売電を増やすことよりも、自家消費を増やして買う電気を減らしたいという考えです。

蓄電池については、

  • 停電時の安心感を高めたい
  • 約13kWの太陽光で発電した電気を夜まで使いたい
  • 買う電気をできるだけ減らしたい
  • 2台目のキャンペーンがあった

といった理由から、7kWhを2台にしました。

発電量や電気代のシミュレーションも確認しましたが、

「何年で元が取れるか」だけを理由に採用したわけではありません。

普段は電気代を抑えるために使い、災害時には最低限の電気を確保できる。

その両方に価値を感じて導入しました。

実際に住み始めたら、

  • 発電量
  • 蓄電池の使用量
  • 自家消費率
  • 売電量
  • 電気代

などを確認し、この設備構成がわが家の暮らしにどのくらい合っていたのか改めてまとめたいと思います。

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