公開日:2026年9月30日
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新築のコンセント・スイッチ計画|高さ・位置・数を実際の動作から決めた
新築の電気計画では、コンセントの数だけでなく、高さや位置も最初から気にしていました。
以前に電気工事の仕事をしていたこともあり、コンセントやスイッチは設置する場所や用途によって高さが変わることを知っていたからです。
わが家では最終的に、
- コンセント:床から25cmを基本
- スイッチ:床から110cmを基本
としました。
ただ、最初からこの数字に決めていたわけではありません。
今住んでいる家でスイッチやコンセントのカバーを使いながら、5cm刻みくらいで高さを変えて実際に手を伸ばし、夫婦で使いやすい位置を確認しました。
今回は、わが家が新築のコンセント・スイッチ計画で考えた、高さ・位置・数・将来用のコンセントについてまとめます。
コンセントとスイッチの高さは最初から気にしていた
コンセントやスイッチの高さは、設計打ち合わせが始まってから突然気になったわけではありません。
以前に電気工事の仕事をしていたこともあり、場所や設備によって高さ指定が変わることを見てきました。
そのため、自宅を建てるときも、
「一般的な高さだからそのままでいい」とは決めず、実際に自分たちが使いやすい高さを確認したい
と思っていました。
夫婦ともに身長が高い方ではないこともあり、自分たちの体格に合う高さを考えることにしました。
今の家でカバーを使って高さを試した
図面上で、
「コンセントは何cm、スイッチは何cm」
と数字だけ見ても、実際の使いやすさはなかなかイメージできません。
そこで、今住んでいる家のコンセントやスイッチのカバーを使って試してみました。
カバーを外して、壁に当てる位置を5cm刻みくらいで変えながら、
- ここなら自然に届く
- これは少し低い
- これは少し高い
と確認しました。
単にメジャーで高さを見るより、実際のカバーがある方が完成後のイメージをしやすいと思ったからです。
少し手間はかかりましたが、実際に触る動作まで含めて確認できたので、高さを決めるうえではかなり分かりやすかったです。
コンセントは床から25cmを基本にした
コンセントは、基本的に床から25cmの高さにしました。
意識したのは、できるだけ深くかがまずに手を伸ばして届くことです。
コンセントは床に近い方が目立ちにくいですが、低すぎるとプラグを抜き差しするたびに大きくかがむ必要があります。
実際にいくつかの高さを試してみて、見た目と使いやすさのバランスから25cmを基本にしました。
もちろん、すべてのコンセントが25cmというわけではありません。
家具や家電の位置が決まっている場所については、それぞれ用途に合わせて高さを変えています。
スイッチは床から110cmを基本にした
スイッチは、床から110cmを基本にしました。
こちらも、夫婦で実際に手を伸ばして決めています。
イメージとしては、肩から腕全体を大きく持ち上げるのではなく、肘を曲げる程度の自然な動作で手が届く高さです。
毎日何度も触るものなので、ほんの少しの高さの違いでも積み重なると使い勝手に影響すると思いました。
特にわが家は夫婦ともに身長が高い方ではないため、自分たちにとって自然に操作できる高さを優先しました。
基本高さを決めて、必要な場所だけ変えた
家中のコンセントを一つずつ別の高さにすると、図面の確認も複雑になります。
そこで、
基本高さを決めて、用途が明確な場所だけ変更する
という考え方にしました。
コンセントは25cm、スイッチは110cmを基本にして、そこから必要な場所だけ個別に調整しています。
例えば、
- 玄関土間
- カウンター上
- テレビ裏
- テレビボード
- 電子レンジ
- 洗濯機
- 屋外コンセント
などは、それぞれ使い方に合わせた高さにしています。
玄関土間のコンセントは少し高めにした
玄関土間にもコンセントを設置しました。
ここは室内床ではなく土間から使うため、基本の25cmではなく、土間から30cm程度にしています。
土間掃除などで電源を使う可能性もあるため、床に近すぎず使いやすそうな位置を考えました。
各部屋には2〜3か所を目安に配置
コンセントの数については、最低限に絞りすぎないようにしました。
各部屋には、基本的に2〜3か所程度のコンセントを配置しています。
家具を置いてしまうと使えなくなるコンセントもありますし、住み始めてから想定していなかった場所で電源が必要になることもあります。
だからといって無制限に増やすのではなく、家具配置をある程度決めたうえで、使いそうな場所に余裕を持たせました。
収納の中にもコンセントを付けた
収納内にもコンセントを用意しています。
主な用途は掃除機です。
ロボット掃除機とは別に、普通の掃除機を使うことも想定しているため、収納したまま充電できるようにしました。
掃除機を使うたびに別の部屋から持ってきて充電したり、収納の外へコードを出したりするより、収納内で完結した方が使いやすいと考えました。
2階収納にはネットワーク機器用のコンセント
2階の収納には、ルーターやスイッチングハブなどのネットワーク機器を置く予定です。
そのため、ここには一般的な収納よりも電源をしっかり用意しました。
わが家では2階収納をLAN配線の中心として考えているため、ネットワーク機器を置くことを前提にコンセントを計画しています。
LAN配線については、別の記事で詳しくまとめています。
テレビまわりはコンセントを多めにした
テレビまわりは、特にコンセントが増えやすい場所です。
テレビ本体だけでなく、
- サウンドバー
- ゲーム機
- レコーダーやチューナー
- ネットワーク機器
- その他のAV機器
などが増える可能性があります。
そのため、テレビ裏とテレビボード側の両方に、余裕を持ってコンセントを配置しました。
テレビまわりについては、単に数を増やしただけではありません。
実際に使う予定のテレビボードや壁掛け金具まで想定して、コンセントや配線の高さ・位置を決めています。
壁掛けテレビの配線計画については、こちらの記事で詳しくまとめています。
壁掛けテレビの配線計画|HDMI・LAN・コンセント位置まで新築時に考えたこと
脱衣室には将来の壁掛け扇風機用コンセント
脱衣室には、将来壁掛け扇風機を付けられるようにコンセントを用意しました。
現時点で必ず設置すると決めているわけではありません。
ただ、家が完成してから高い位置にコンセントを追加しようとすると、配線工事が必要になります。
使う可能性があり、電気計画の段階で用意できるのであれば、先に付けておくことにしました。
洗濯機の横にもコンセントを追加した
洗濯機まわりにもコンセントを追加しました。
現在はドラム式洗濯乾燥機を使っていますが、将来も同じスタイルを続けるとは限りません。
将来的に、
洗濯機+乾燥機
という2台構成に変更する可能性も考えました。
そこで、洗濯機用コンセントとは別に、横にもコンセントを追加しています。
当面はアイロンなど、脱衣室で家事をするときの電源として使う予定です。
今すぐ必要な用途と、将来使うかもしれない用途の両方を考えて追加しました。
庭側の屋外コンセントは将来のウッドデッキも想定
庭側にも屋外コンセントを設置します。
ここは将来ウッドデッキを付ける可能性も考えて、通常の屋外コンセントとは少し違う高さにしました。
ウッドデッキを作ったあとにコンセントが低すぎたり、デッキに隠れて使いにくくなったりしないよう、将来の外構も少し意識しています。
実際にウッドデッキを付けるかはまだ決まっていませんが、新築時なら高さを調整できるため、可能性だけは残しておくことにしました。
屋外コンセントは室内からON・OFFできるようにした
屋外コンセントの一部は、室内側のスイッチで通電を切り替えられるようにしました。
目的は、防犯と盗電対策です。
普段使用しないときは室内からOFFにしておき、必要なときだけ通電できるようにします。
屋外コンセントは家の外から触れる設備なので、常時通電させておく必要がなければ、切れるようにしておいた方が安心だと考えました。
スイッチは扉を開けたときの動作から決めた
スイッチは高さだけでなく、位置も確認しました。
意識したのは、
扉を開けて部屋へ入ったときに、自然な流れで押せる場所
です。
図面上では壁が空いていて設置できる場所でも、実際に扉を開けたときに反対側にあったり、少し戻らないと押せなかったりすると使いにくくなります。
そのため、実際に部屋へ入る動作を想像しながら、違和感なく手を伸ばせそうな場所を選びました。
家具配置をある程度決めてからコンセントを配置した
コンセント位置を考えるときには、家具の位置もある程度先に決めました。
コンセント自体はたくさんあっても、家具の真裏に隠れてしまえば使いにくくなります。
そのため、
- ベッド
- 机
- テレビボード
- 収納家具
などの配置を図面上である程度想定しながら、コンセント位置を確認しました。
すべての家具を完成前に決め切る必要はないと思いますが、特に大型家具については、ある程度位置を想定しておいた方がコンセント計画はしやすかったです。
「今使うもの」と「将来使うかもしれないもの」の両方を考えた
コンセント計画をしていると、今持っている家電だけを基準に考えがちです。
ただ、家は長く使います。
今は必要なくても、
- 壁掛け扇風機を付ける
- 洗濯機と乾燥機を分ける
- ネットワーク機器が増える
- 庭にウッドデッキを作る
- AV機器が増える
といった変化があるかもしれません。
もちろん、考えられるすべての場所にコンセントを付ける必要はありません。
わが家では、
使う可能性が比較的高く、あとから増設すると面倒そうな場所
を中心に追加しました。
コンセント計画は「数」だけではなかった
新築のコンセントについて調べると、
「何個付ければいいか」
に注目しがちです。
もちろん数も大切ですが、実際に考えてみると、
- 高さ
- 家具との位置関係
- 家電との位置関係
- スイッチまでの動線
- 将来の使い方
も同じくらい重要だと感じました。
例えば、同じコンセント1個でも、家具の裏に完全に隠れてしまう場所と、必要なところへ自然に手が届く場所では使い勝手が大きく違います。
そのため、単純に数を増やすのではなく、
「ここで何を使うか」を一つずつ考える
ようにしました。
まとめ|図面上の数字だけでなく、実際の動作から決めた
わが家では、コンセントを床から25cm、スイッチを110cmの高さを基本にしました。
この高さは一般的な数字をそのまま採用したのではなく、今住んでいる家でコンセントやスイッチのカバーを使い、5cm刻みくらいで高さを変えながら夫婦で実際に確認して決めています。
コンセントは、できるだけ深くかがまずに届く高さ。
スイッチは、肩から腕全体を大きく上げず、肘を曲げる程度の自然な動作で操作できる高さを意識しました。
そのうえで、
- 玄関土間
- カウンター上
- テレビまわり
- 洗濯機まわり
- 収納内
- ネットワーク機器収納
- 脱衣室
- 屋外
など、用途が明確な場所は個別に調整しています。
各部屋には2〜3か所程度のコンセントを配置し、収納内や将来使う可能性のある場所にも追加しました。
スイッチについても、図面上の位置だけで判断せず、扉を開けたときに自然に手が届くかを確認しています。
コンセントやスイッチは、家が完成すると簡単には位置を変えられません。
だからこそ、
標準の高さや数をそのまま採用するのではなく、自分たちの体格・動作・家具配置・将来の使い方まで想像して決める
ことが大切だと感じました。
実際に住み始めたら、25cmと110cmという高さが使いやすかったのか、追加してよかったコンセントや逆に不要だった場所も含めて改めてまとめたいと思います。