家づくり準備室はじめる、理想の暮らし

公開日:2026年9月26日

読了目安:約9分

新築のテレビ・アンテナ計画|地デジ電波調査・BS・ネットTVまで考えたこと

新築のテレビまわりは、最初から「アンテナを付ければ終わり」と考えていたわけではありません。

地デジアンテナで見るのか、インターネット回線とセットになったテレビサービスを使うのか。

アンテナを付ける場合は、どこに付けるのか。

さらに、将来BSを見たくなったときに対応できるようにするのか。

電気打ち合わせがほぼ終わり、家全体の仕様も最終確認に近づいた頃、このあたりをまとめて考えることになりました。

結果としてわが家では、現時点で地デジアンテナの設置方法を一つに決め切るのではなく、

できるだけ外観を崩さず、将来も選択肢を残せるようにする

という考え方で計画しています。

今回は、実際に行った地デジの電波調査や、アンテナ位置、同軸ケーブル、BS、ネットTVまで、テレビまわりで考えたことをまとめます。


まずはアンテナかネットTVかを検討した

テレビを見る方法として最初に考えたのは、

  • 地デジアンテナを設置する
  • インターネット回線とセットになったテレビサービスを利用する

という2つの方法でした。

わが家としては、できれば地デジアンテナを使いたいと考えていました。

その旨を一条工務店へ伝えたところ、アンテナを設置できるかどうか確認するために、専門業者による電波調査を手配してもらいました。

調査を行ったのは、電気打ち合わせがほぼ終わり、設計全体も最終段階に近い頃です。


電波調査では「壁付けできる高さ」では難しい結果に

調査の結果、地デジそのものは受信可能でした。

ただし、わが家が希望していたような壁付けタイプのデザインアンテナを設置できる高さでは、十分な電波を得ることが難しいという結果でした。

そのため、調査会社からは、より高い位置に設置する破風付けタイプのデザインアンテナが提案されました。

受信する方向や周辺の建物の影響もあり、低い位置では安定した受信が難しかったようです。

つまり、

「アンテナでテレビを見ること自体はできるが、付けたい場所に付けられるとは限らない」

ということでした。


受信できても、外観の問題が残った

アンテナを高い位置へ付ければ受信できる可能性はありました。

ただ、わが家で気になったのは外観への影響です。

提案された位置では、道路側から見たときにアンテナがかなり目立つことになります。

家づくりでは外壁や窓、屋根、外構などをかなり考えてきたので、最後にアンテナだけ大きく目立つのはできれば避けたいと思いました。

そのため、

受信できるからその位置に付ける

とはせず、いったんアンテナ設置を保留することにしました。

見送った理由は、ほぼ外観です。


本来は庭側の目立ちにくい位置に付けたかった

わが家がもともと希望していたのは、道路側から見えにくい庭側の端寄りです。

道路側が北、庭側が南になるため、できれば南側の目立たない場所にアンテナを設置したいと考えていました。

ただ、電波調査の結果では、その希望位置で安定して受信できるかは厳しいという判断でした。

それでも、完全にその位置を諦めることにはしませんでした。


希望していた庭側のTV引込口は残した

調査では難しいという結果でしたが、庭側のTV用引込口は残すことにしました。

位置は多少調整しましたが、

「もしかするとこの位置でも使えるかもしれない」

という余地を残した形です。

実際に建物が完成してから改めて確認し、希望している庭側でも問題なく受信できるのであれば、そこへアンテナを設置したいと考えています。

一方で、やはり受信が難しいのであれば、無理に道路側の目立つ位置へアンテナを付けるのではなく、ネットTVへ切り替える予定です。


地デジアンテナを「今すぐ決め切らない」ことにした

最終的には、

庭側でアンテナが使えればアンテナ、難しければネットTV

という考え方にしました。

家づくりの段階で無理に一つへ決め切るより、

  • TV用の引込口を残す
  • 同軸ケーブルを必要な場所へ配線する
  • ネット回線でもテレビを見られるようにする

という準備だけしておけば、実際の状況を見てから選べます。

このあたりは、LAN配線を空配管中心にした考え方とかなり似ています。


ネットTVは契約するインターネット回線とセットで考える

もしアンテナを希望位置へ付けられない場合は、インターネット回線とセットになったテレビサービスを利用する予定です。

現時点では特定のサービスへ決めていません。

引き渡し後に契約するインターネット回線や、その時点の料金・サービス内容を見ながら決めるつもりです。

そのため、

「アンテナが無理だったらテレビが見られない」

という状態にはしていません。

アンテナとネットTVの両方を候補に残しています。


同軸ケーブルは全部屋には配線しなかった

テレビ用の同軸ケーブルも、各部屋へすべて配線したわけではありません。

わが家で最初から配線したのは、

  • LDKのテレビ裏
  • 2階廊下の収納

の2か所だけです。

今のところ、テレビを置く予定があるのはLDKが中心なので、全部屋へ同軸を通す必要はないと判断しました。


2階収納にも同軸を持ってきた理由

2階廊下収納は、ルーターやスイッチングハブ、NASなどを置く予定のネットワーク機器の拠点です。

ここにも同軸ケーブルを引いています。

理由の一つは、将来ほかの部屋でもテレビ信号が必要になったときに、2階収納側へ分配器を追加し、そこから空配管などを利用して展開できる余地を残すためです。

もう一つは、ワイヤレスTVチューナーをこの収納へ置く予定だからです。

寝室には、照明一体型プロジェクターのAladdin Xを設置する予定です。

ワイヤレスTVチューナーを使えば、寝室側へ同軸ケーブルを直接引かなくても、ネットワーク経由でテレビを見られる構成にできると考えています。

そのため、

必要になるか分からない部屋へ最初から同軸を全部配るのではなく、テレビ信号を受ける拠点だけ用意し、あとはネットワーク経由で使えるようにする

という考え方にしました。

実際の使い勝手については、引き渡し後に機器を設置して確認する予定です。


BS・110°CSは現時点では付けない

BS・110°CSアンテナについては、現時点では設置する予定はありません。

今すぐ必要ではないためです。

ただ、将来見たくなる可能性はあるので、そのときに対応できる余地は残したいと考えました。


南側のTV引込口は将来のBSにも使える可能性がある

庭側に残したTV用引込口は、地デジだけでなく、将来BS・110°CSアンテナを設置するときにも使える可能性があります。

BS・110°CSアンテナは設置する方向や周囲の障害物によって条件が変わるため、実際に設置するときには改めて確認が必要です。

ただ、南側にTV用の引込口があることで、

将来BSを付けたくなった場合の選択肢

としても使えるのではないかと考えています。

今は使わなくても、建築時に配線経路だけ残しておく方が後から対応しやすいと思いました。


アンテナ位置は「受信できる場所」だけで決めなくてもいいと思った

今回の電波調査で感じたのは、アンテナ位置は単純に、

「一番電波が強い場所に付ければいい」

という話ではないということです。

もちろん、安定してテレビを見るためには受信状況が最優先です。

ただ、住宅の場合は、

  • 外からどう見えるか
  • 屋根や外壁とのバランス
  • 将来のメンテナンス
  • 配線経路
  • ネットTVという代替手段

などもあります。

わが家の場合は、アンテナを道路側の目立つ場所へ付けるより、希望位置で設置できる可能性を残し、難しければネットTVへ切り替える方が納得できました。


電波調査は設計中にやっておいてよかった

実際に調査するまでは、

「アンテナは好きな場所に付ければいい」

くらいに考えていました。

しかし、電波は周囲の建物や設置高さなどの影響を受けます。

家が完成してから、

「ここにアンテナを付けたかったのに受信できない」

と分かるより、設計中に一度確認できたのはよかったと思います。

特に外観を気にする場合は、

希望するアンテナ位置で本当に受信できるのか

を事前に確認しておく価値はあると思います。


すべての部屋へテレビ配線する必要はないと考えた

昔の住宅では、各部屋へテレビ端子を付けることも多かったと思います。

ただ、今はテレビの見方もかなり変わっています。

ネット配信サービスを使うことも増えていますし、必ずしも各部屋に同軸ケーブルが必要とは限りません。

わが家の場合は、

  • メインテレビはLDK
  • 将来必要になったら配線を追加できる余地を残す
  • ネット経由で見る選択肢もある

という条件だったため、同軸配線は必要最低限にしました。


最初から決め切らず「後から選べる状態」を残した

今回のテレビ計画を振り返ると、ここでも最終的に重視したのは自由度でした。

地デジアンテナを今すぐ決め切らない。

庭側のTV引込口は残しておく。

同軸ケーブルは必要な場所だけにする。

将来BSを付ける可能性も考える。

アンテナが難しければネットTVへ切り替える。

どれも、

今の時点で一つに固定するのではなく、後から選べるようにしておく

という考え方です。


建築後に追加しにくい部分だけ先に準備した

アンテナ本体やテレビサービスは、あとから変えられます。

一方で、

  • TV用の引込口
  • 壁の中の同軸ケーブル
  • 配線経路
  • 分配器を置ける場所

などは、建築後に変更すると手間が増えます。

そのためわが家では、

あとから変更しにくい部分だけ先に準備し、機器やサービスは後で決める

という考え方にしました。

この方法なら、将来テレビの見方が変わっても対応しやすいと思っています。


まとめ|アンテナも「付ける・付けない」だけではなかった

わが家では、テレビをアンテナで見るか、ネットTVで見るかを検討した結果、まずは地デジアンテナを希望しました。

その後、専門業者による電波調査をしてもらったところ、希望していた高さでは十分な電波を得にくく、より高い位置への設置が必要という結果になりました。

受信自体は可能でも、道路側から見たときの外観への影響が気になったため、その位置へのアンテナ設置はいったん見送っています。

最終的には、

  • 庭側のTV引込口は残す
  • 完成後に希望位置で受信できるか再確認する
  • 難しければネットTVへ切り替える
  • 同軸ケーブルはTV裏と2階収納の2か所
  • BS・110°CSは将来用として考える

という計画になりました。

家づくりでは、テレビアンテナも「付けるか付けないか」だけではなく、位置や外観、将来の使い方まで考える必要があると感じました。

わが家の場合は、今の段階ですべてを決め切るのではなく、あとから選べる余地を残しておく方を選びました。

実際に庭側へアンテナを設置できたのか、それともネットTVを選んだのかについては、引き渡し後に改めてまとめたいと思います。

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