公開日:2026年9月17日
内装選びがスタート|クロスと床材を部屋の雰囲気から考える
これまでのあらすじ
間取り、設備と進み、その後はコンセント・スイッチ・照明などの電気配線を検討。
さらにLAN・Wi-Fi・防犯カメラ、壁掛けテレビまわりまで細かく考えてきました。
電気関係の大きな方向性が決まり、次に始まったのがクロスなどの内装選びです。
前回の記事では、壁掛けテレビのHDMI・LAN・コンセントなど、テレビまわりの配線について書きました。
→ 壁掛けテレビの配線計画|HDMI・LAN・コンセント位置まで新築時に考えたこと
これで電気関係の大きな検討はひと区切り。
次に始まったのが、
クロスなどの内装選び
です。
間取りや設備は、
「ここに何が必要か」
という機能面から考えることが多かったのですが、内装は少し違います。
同じ間取りでも、
- クロス
- 床
- 建具
- 石目調の仕上げ
- 家具
などの組み合わせによって、家の印象がかなり変わります。
ここからは、
使いやすさだけでなく、家全体をどう見せたいか
を考える時間になりました。
クロスは選択肢がかなり多い
クロス選びでは、いろいろなメーカーやカタログから選ぶことができます。
白系だけを見ても、
- 真っ白
- 少しグレー
- 少しベージュ
- 塗り壁っぽいもの
- 石目調
- 布っぽいもの
など、見た目はかなり違います。
さらにアクセントクロスまで考え始めると、
色も柄もかなり増えます。
そのため、
気に入ったクロスを一つずつ探す
というより、
先に、
この部屋をどういう雰囲気にしたいか
を考えてから選ぶことにしました。
家全体はできるだけ統一感を持たせたい
内装で意識したのは、
部屋ごとに全部違うことをしすぎない
ことです。
せっかくクロスを自由に選べるなら、
部屋ごとに全く違う雰囲気にもできます。
ただ、わが家では、
家全体としてはある程度統一感を持たせたいと思いました。
特に、
- LDK
- 玄関ホール
- 廊下
- 階段
など、
日常的につながって見える場所です。
一つの空間として見える場所は、
できるだけバラバラにしない方向で考えました。
LDKは長く過ごすから、飽きにくさも重視
家の中で一番長く過ごす場所になるのがLDKです。
そのため、
LDKについては、
強すぎる色や柄を使いすぎない
方向で考えました。
クロス単体で見ると、
特徴のある柄や色が格好よく見えることもあります。
ただ実際の部屋では、
- キッチン
- テレビ
- テレビボード
- ソファ
- ダイニングテーブル
- カーテンやシェード
- 照明
など、いろいろなものが入ります。
クロスだけで完成するわけではありません。
そのため、
家具や設備が入った状態でも合わせやすいこと
を意識しました。
階段下だけクロスを変える必要はある?
内装を確認している中で、
階段下のクロス
についても見直しました。
当初の設定では、LDKと階段下で仕上げが分かれる部分がありました。
でも図面を見ていると、
「ここだけ変える必要があるかな?」
という疑問が出てきました。
階段下もLDKから見える場所です。
そこで、
階段下もLDKと同じクロスに変更
することにしました。
アクセントになる理由があるなら変えるのもいいと思います。
ただ、
なんとなく場所が分かれているからクロスも変える、
という必要はありません。
わが家では、
つながって見える空間は、できるだけ同じ仕上げにする
方を選びました。
アクセントは増やしすぎないようにした
クロスを選んでいると、
「ここも変えたい」
「この柄も使ってみたい」
となりやすいです。
ただ、
アクセントになる場所が増えすぎると、
結局どこがアクセントなのか分からなくなります。
そのため、
アクセントクロスを使うなら、使う場所に意味を持たせる
ことを意識しました。
例えば、
部屋の一面。
家具の背景になる壁。
小さな空間。
などです。
全部の部屋で何かを変えるのではなく、
変えたいところだけ変える
という考え方です。
石目調の仕上げも全部同じにはしなかった
内装では、
クロスだけでなく、
石目調の仕上げ
についても考えました。
最初は同じ仕上げでまとめることも考えていましたが、
実際に各部屋を見ていくと、
部屋ごとに、
- 周囲のクロス
- 設備の色
- 床
- 建具
が違います。
同じ石目調でも、
ある部屋では合っていて、
別の部屋では少し違う、
ということがあります。
そこで、
石目調の仕上げについては部屋ごとに見直す
ことにしました。
「家中で同じものに統一する」
ことだけが統一感ではなく、
周囲との組み合わせまで含めて違和感がないこと
の方を優先しました。
小さな空間は少し遊びやすい
LDKのような大きな空間では、
長く見ても飽きにくいことを意識しました。
一方で、
- トイレ
- 洗面
- 収納
- 書斎
などの比較的小さな空間なら、
少し雰囲気を変えやすいと思いました。
家全体を派手にするのではなく、
小さな場所で少し変化を付ける
という考え方です。
もし完成してから、
「ちょっと派手だったかな」
と思ったとしても、
LDK全体より影響は小さくなります。
クロス単体ではなく床や建具と一緒に考える
クロス選びで難しいのが、
クロスだけを見て決められないこと
です。
小さなサンプルでは良く見えても、
実際には、
- 床
- 建具
- キッチン
- 洗面台
- 収納
- 家具
などと一緒に見えることになります。
特に、
白・グレー・ベージュなどは、
単体では似て見えても、
木の色などと組み合わせると印象が変わります。
そのため、
クロスだけで好き嫌いを決めるのではなく、周囲の色と合わせて考える
ようにしました。
サンプルはできるだけ並べて見る
内装を考えるときは、
一つのサンプルだけを見るより、
実際に同じ空間で使うものを並べて見る
方が分かりやすいと思いました。
例えばLDKなら、
- クロス
- 床
- キッチン
- テレビボード
- 建具
などです。
全部を完全に再現することはできませんが、
色の方向性だけでも一緒に確認すると、
「これは少し違う」
というものが見つけやすくなります。
クロス単体では好きでも、
床と合わせると少し違う。
逆に、
単体では地味でも、
家具と合わせるとちょうどいい。
ということもあります。
小さいサンプルと実際の壁では印象が変わりそう
クロスのサンプルは、
当然ですが実際の壁よりかなり小さいです。
家では、
そのクロスが壁一面に広がります。
そのため、
サンプルだけを見て、
「もう少し色が濃くてもいいかな」
と考えるときも、
実際に広い面積になったときの見え方は意識しました。
また、
照明や自然光によっても見え方は変わります。
内装は、
数字で正解を決められないところが難しいです。
内装でもExcelで変更点を管理
間取り、設備、電気と同じように、
内装についても、
変更したいところは管理表へ追加していきました。
例えば、
階段下のクロスをLDKと同じにする
といった変更です。
内装は、
「クロスを決めて終わり」
ではありません。
一度決めても、
他の部屋との組み合わせを見て、
「やっぱりこっちにしたい」
となることがあります。
そのため、
どこを変更したのか
を残しておくことは、内装でも役立ちました。
内装選びでも「全部盛り」にしない
設備を選んだときにも、
「付けられるものを全部付ける」
のではなく、
必要なものだけ選ぶようにしました。
内装も似ています。
選べるクロスが多いからといって、
全部使う必要はありません。
アクセントにできる場所があるからといって、
全部アクセントにする必要もありません。
むしろ、
何もしないところを作ることも大切
だと感じました。
ベースをシンプルにして、
本当に変えたい場所だけ変える。
その方が、
家具や照明も合わせやすいと思いました。
家具まで入った状態を想像する
内装を決める段階では、
まだ家は完成していません。
でも実際に住み始めれば、
部屋にはたくさんのものが入ります。
例えばLDKなら、
- ソファ
- ダイニングテーブル
- テレビ
- テレビボード
- 家電
- 子どもの物
などです。
内装だけで100%完成させようとすると、
家具が入ったときに情報量が多くなりすぎる可能性があります。
そこで、
内装は家具を置くための背景
くらいに考える場所も作りました。
まとめ|クロスは「好きな柄」より家全体で考えた
クロス選びを始める前は、
気に入った壁紙を選んでいけばいい、
くらいに考えていました。
実際には、
一つのクロスだけでは決まりません。
- 床
- 建具
- 設備
- 家具
- 照明
- 隣の空間
まで関係します。
わが家では、
家全体はできるだけ統一感を持たせる
ことを基本にしました。
そのうえで、
小さな空間やアクセントにしたい場所では、
少し変化を付ける。
そして、
一度決めたあとでも、
階段下のように、
「本当にここだけ変える必要がある?」
と改めて確認しました。
間取りや電気ほど機能面に正解があるわけではないので、
内装はかなり好みが出る部分です。
だからこそ、
「人気だから」
ではなく、
自分たちが毎日見ても落ち着くか
を一番大切にしたいと思いました。
次回は、
一度決めたクロスや内装をもう一度見直しながら、
部屋ごとの仕上げをどのように調整していったのか
をまとめます。